と思った次の瞬間、脳裏に過去の記憶の一場面が鮮明に甦る。
それは未菜と初めて出会った、あの古い橋でのこと。
彼女は欄干にもたれかかり、左手に持った麻の袋に右手を突っ込んでは次々に何かを捨てていた。
その時一瞬チラリと見えたもの、、、
あれは手袋?
いや違う恐らくあれは、、、
知らず知らずに両膝が小刻みに震えだしていた。
未菜はドライバーを片手に、相変わらずその場に立ち薄笑いを浮かべている。
俺は彼女を残したまま、全力で歩道を駆け出した。
【了】
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面白かった!
コメントありがとうございます!
─ねこじろう
もっと評価されていい作品ですよね~!
応援してます。
とく
ありがとうございます
─ねこじろう
ひきこまれました。
こういう話すきです。
コメントありがとうございます
─ねこじろう
最高です!でもちょっとグロいですね!(びっくりマークつける意味がわからん!)
こうゆう話好きです!ありがとうございます!
とっても面白かったです! 頑張ってください‼
k埠頭って神奈川埠頭のこと?
明々後日ミセスのライブいくからそれで思い出した