デビューに合わせて
投稿者:件の首 (54)
短編
2022/11/11
21:45
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デビューライブ当日。
事前のSNSでの拡散が上手く行き、ライブハウスは満員になっている。
セクシー系の衣裳もウケて、警備員が前列のファンを押し止めるのに苦労している。
前奏が始まると。
警備員が観客に押し負けた。
一気に観客がステージに押し寄せる。
ひょっとして。
観客の中に。
ユウの姿は……ない。
警備員が観客と私の間に身体を入れて盾になってくれた。
「ありがとう、助かりました」
これで大丈夫。
「と、思うじゃん?」
警備員が振り向いた。
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警備員がユウだったってこと?
やっつけちゃいなよ
と、思うじゃん?と言い方がきもくてヒトコワかと思った