・・・が、今は叔父さんの一大事。
「おじちゃん、来たよ」そう言い、叔父さんの顔を覗き込んだ。
肌の色も真っ白で、呼吸も浅く、正直長くないのは分かる。
しかしこの状態から、いつ亡くなるは分からない。
今か、明日か、1週間持つのか。
うちの父親の提案で、奥さんと俺たち家族が交代で泊まり込むことになった。
俺は正直「マジかよ・・・」と思った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからは俺も病院に泊まり込み、目を閉じたままの叔父さんを見守る日が続いた。
時々ベットの横に置いてあるソファーに横になり、仮眠を取ろうと思うがなかなか眠れない。
仕事が忙しい時期も重なり、ストレスもかなりたまった状態でのこの状況。
「いったいいつまで続くんだ・・・」
ってちょっと思ってしまった。
普段仕事のストレスからか、酒が無いと寝られないので、バレないようにして持ってきた缶ビールの蓋を、音がなるべく出ないように開けた。
叔父さんはお酒が好きな人だが、もう飲めないから流石に気の毒なので、病室の死角で飲み、空き缶はビニール袋に入れカバンに隠した。
この時夜中の2時。350ml1本でも、酔いが回ってきた。
そろそろ一度横になるか、と思いソファーに腰掛け、少し酔ってた俺は叔父さんに
「おじちゃん、死んじゃだめだよ。今死んだら、あの美人な奥さんを俺、口説きにに行くからな。ははは・・・」
と、冗談交じりに言いながら叔父さんの顔を見たら、ギョロッと目を見開いた叔父さんが俺を睨んでいた。
「・・・・え!?」
と驚いて立ち上がった時に、置いてあった机に思いっきり足をぶつけてしまった。
「いってぇ!!」
倒れそうな机を支えながら、もう一度叔父さんの顔を見たら、目は閉じていた。
・・・・・・見間違いだ。そう思うことにし、その日は眠りについた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌朝、大きめの音で目を覚ます。

























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。