朝方バスタブの中で倒れていたらしく、家の人が気付いた時にはもう脈がなかったそうです。
なにぶん田舎ですから、きちんとした医療施設もなく十分な救命措置も受けられずに亡くなったのでしょう。
突然の親友の死にショックを受けた私はしばらく仕事にも身が入らず、食事もあまりできませんでした。
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私は休みを利用して、急きょ帰省しました。
葬式には出席できなかったのですが、親友だったなっちゃんのお墓に線香くらいはあげたかったからです。
昼過ぎに地元の駅に着いた私を、漁師をしているなっちゃんのお兄さんが車で迎えに来てくれてお墓まで連れて行ってくれました。
村民の共同墓地は村から少し離れた小高い丘にあります。
二人してお墓を洗い草むしりし、私が駅前で買ったお花を供えます。
それから線香をあげ、お墓の前で並んで合掌しました。
「夏子、良かったな、
お友達がわざわざ来てくれたぞ」
お兄さんが呟いた言葉に、私は少し目頭が熱くなりました。
そして、どういうわけか、あの最後のメールのことが、すごく気になってきていました。
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帰りの車の中で、お兄さんから泊まっていったら、と薦められたのですが、明日も仕事なので丁重にお断りし、駅まで送ってもらいました。
電車の時間まで少し余裕があったから、私たちは駅の駐車場に停めた車の中で、話をしました。
「なっちゃんはいつ亡くなったんでしょうか?」
私は運転席のお兄さんの日に焼けた横顔を見ながら尋ねました。
「あれは祝日で体育の日だったから、10月9日だったなあ。
下の息子が運動会ということで、珍しく早起きしていたんだが、あいつが風呂場で倒れている夏子に気づいたんだ」

























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