私の地元は、
年寄りと猫ばかりが目につく鄙びた漁村です。
学校も病院もほとんどない田舎なのですが親しい友人も数人いたし、それなりに充実した生活を送っていたと思います。
中でもなっちゃんは大の親友で高校まで一緒に遊んでいたんだけど、私は関西の女子大に進学するため地元を離れ、なっちゃんは高校卒業後地元の郵便局に就職したので、その後ほとんど交流はなくなりました。
「ほとんど」と言うのは直接会うことはなくなったという意味で、電話やラインのやり取りは続いていたということです。
やりとりの内容は仕事やプライベートの他愛無いことばかりでした。
その後私が関西の会社に就職してからも、たまにですがラインのやり取りは続いてました。
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しばらく連絡していなかったので、私は先週のある日久しぶりになっちゃんに様子伺いのラインをしたのですが、既読が付いたのは、その翌日の午後2時5分。
メッセージが来たのは、その3分後。
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あ
つ
い
あ
つ
い
10月も過ぎてるのに暑い?
私はすぐ、
-あつい?
そっちはそんなに暑いの?
と返したのですが、それから既読もつかず、連絡もありませんでした。
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数日後、なっちゃんの自宅から電話があり、彼女が亡くなったということを知りました。
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