あれから2時間が経ち、私たちは他の保護者への状況説明と謝罪の電話連絡をしていた。
すると警察から連絡が入った。
刑事さん「○○警察です。そちらの園児のゆうやくんですが・・・」
その電話を取ったのは私だった。良い報告で有ってくれ・・・お願いだから・・・!!!
刑事さん「17時45分、無事保護しました!!!」
私「!!!!!」
緊張の糸が切れて一気に涙が溢れてきた。
私「良かったぁぁぁ!!!」
私の声に、他の先生も「見つかったの!?」「ゆうくん無事!?」と集まって来た。
私は「無事保護されたそうです!」と伝えると、胸を撫で下ろしたり、泣き出したり・・・でも安心したという雰囲気に包まれた。
刑事さん「犯人は確保し、ゆうやくんは保護者に連絡して一応検査の為病院に搬送されています。」
私「分かりました。本当にありがとうございました!!」
電話を切った直後、すぐにお母さんから電話が来た。
お母さん「ゆうくん無事でした!!本当にありがとうございました!!」
私「良かったです!病院どこですか!?行きます!」
園長と私で、教えて貰った病院に向かった。病院にはお母さんと旦那さん、お母さんの両親が待合室に座っていた。
今回の事故についての謝罪、今後の対応策について園長が旦那さんに相談している時に、お母さんが私に今回の詳細について教えてくれた。
お母さん「やっぱり前の旦那がゆうくんを誘拐しました。逮捕されて今取り調べ中です・・・」
私「そうだったんですね・・・」
お母さん「○○町のデパートのフードコートで、子どもとご飯を食べていた所だったそうです。おもちゃをいっぱい買ってあげてたみたいで・・・」
そう言いながらも、表情はまだ不安な感じが抜けていないのか、声もまだ震えている。
お母さん「刑事さんが、今回の誘拐の動機についてだけ、教えてくれたんですが・・・」
私「・・・なんて言ってたんですか・・・?」
お母さん「母に孫の顔を見せてあげようと思った。ご飯を食べたら会いに行く予定だった。と・・・」
私「前の旦那さんのお母さん・・・今家に居らっしゃるんですか?」
そう聞くと、お母さんは首を横に振りながら言った。
お母さん「いいえ、彼の母親は10年くらい前に亡くなってて、彼の家には父親と彼の姉しかいないんです・・・」
私「・・・・・え」
お母さん「・・・あの人も色々有ったみたいで、追い詰められたのか・・・今回こんな事を・・・もしあの時、ゆうくんが保護されていなければ今頃・・・」























とてもリアルで怖い話ですね。
親の理不尽な気持ちで未来ある子供が巻き添えにされなくて本当に良かった。
精神を病んだ人間はある意味犯罪者予備軍や覚醒剤中毒者と変わらないので、法改正しどうにか取り締まって精神病院へぶち込んでいただくか、チップを埋め込んで居場所を把握するべきだと思います。
例え裁判所から○○㎞以下に近づいてはならないと言われたとしても、相手が無敵の人になってしまえば関係ないですからね。
この国は相変わらず加害者に優しく被害者に厳しい
僕もまだ子どもなのですがこういうことが僕のときに怒らなくて本当に良かったと思います。
母に会いにいったあとは元夫も会いに行くつもりだったんでしょうか?
とにかく怖くてチビってしまいました。
miyaさんはなぜこんなに話が面白いんだろう?
本当にあったことなのか、ないことなのか。
でもある可能性もある・・・
他人事のように書いてるが、実際に元夫に引き渡して園が潰れる原因作ったのお前やろって
すごい…
こんなリアルな文章がかけるのはほんとうにすごいですね(゚д゚)
怖いですね。でも本当に精神おかしい元旦那のせいで若い子供が死ななくって良かったですね。
ゆうやくんたすかってよかった~。
主人公のセリフ全てがやらかした人間の言えるセリフじゃない
保育園側が全て悪いのになぜか父親は登場時に謝罪、母親は最後に感謝
しまいには警察が電話越しに17時45分無事保護しました!なんて、言うわけないセリフ
話の流れは悪くないと思うけど終始違和感しかなかった