ある日、プレイしたホラーゲームは、一部プログラムが間違っていたらしい。
私は大丈夫だった。
友達も、そのゲームをプレイしたらしい。
けど、今どこにいるのか、そもそも生きているかすらわからない。
じゃあ、行方不明になった友達の名前を冴校(さくら)と仮定しよう。
私の名前は…遥冰(はるひ)にしよう。
今から話すのは行方不明になる直前の冴校と私のやり取りだ。
3月1日。
「ねえ、遥冰。最近投稿されたホラーゲームって知ってる?」
「ああ、やってみたけど、あれまだ青鬼の方が怖かったよ」
「ふ~ん。もう遥冰やってたんだ」
私は、怖いものが好きなので、見つけたホラーゲームは片っ端からやっていくから、大抵のホラーゲームはやってしまっている。
「で、あのゲームがどうかした?」
「それがね、あのゲームプログラムが間違ってるとこあるらしくてね、それのミスったとこがねすっごい不吉だったらしいの。だから、6月6日の6時6分6秒にそのゲームをプレイすると、なんか起こるらしいよ」
6だらけ…不吉すぎるときにプレイするし、6秒ちょうどにプレイとか無理だろ…
「まず、その時間ぴったりにやるのが無理だし、どんだけ先のことよ。今3月だよ」
「でぇもぉゾロ目ならいいらしぃよぉ」
「じゃあ、明後日やるってこと?」
「いいでしょ!明後日日曜だから休みだし」
まあ、本当とも限らないし。私ちゃあんと止めたから、どうなっても冴校の自己責任だから、いっか。
3日
冴校の家でやると思ったら、オンラインプレイで一緒にやることになった。
3秒。
ちょうど、3秒に始めたのに、私は何も起こらなかった。
ゲーム画面をふと見ると、
一緒にプレイしていたサクラは死んでしまった!
と表示されていた。
その翌日、冴校の家の人は引っ越してしまって、冴校と会うことはなくなった。
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