私は死んだ。霊魂が浄化され桃源郷は彼方、全てを失う旅路に出る。六芒星の呪縛、呪符の御札、糞の不死……深い水の底は裏切りと死別の回廊ー
「殺してやる」
夢は砕け散った。あの日の悲しみは嘘偽りの日常、土砂崩れの様に信頼関係を断つ!
「死んで良い生命ですよ。おたくの息子さんは霊障に呪われています」
「まあ」
「幻聴に苛まれ自殺しました」
それが目的、精神病棟とウィルスの病原菌。金のみの余生、悠々自適な年金生活が一抹の不安……批判、夢想、焦ってるー野暮医者の戯言など他言無用!!
「葬式は寂しすぎる終末」
「ドクター、息子は輪廻転生しました。それが水先案内人のゴール」
「鬱陶しい神様」
他愛の無い会話で遺品整理は終わった。懐かしい自宅の部屋……セピア色のモノローグ。あの日々は二度と帰って来ない
「全て嘘、電話など永遠に鳴らない。」
「これが答え」
月日は過ぎていく。少年の若さは醜態を曝け出す自我との戦いを繰り返す悪夢となる……絶縁ー見せしめの幻覚。【陽性症状】【陰性症状】過ちと後悔の負け組の最低な日々。これも愛すべき人生。
「死後の世界の方が良い。これも空想」
虐め、殴り合いの妄想……誰も何も言ってはくれないーend.
「世間も冷たい焦燥感」
私は死んだ。無になった喜びはホラー小説の如し!
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