これは去年の8月に体験した出来事です
この日私は寝ていると不思議な夢を見ていました
その夢は東京駅から東海道新幹線のぞみ号に乗っている夢でした
車両や中の感じは現実と同じでしたが何だかいつも乗っているものと違う感じだと思ったものの気のせいだと言い聞かせて乗っていました
しかし、私はこの新幹線はどこかおかしいと感じ始めました
普通の時ならたくさん人がいるのにこの夢の中でのお客さんは自分と病気で入院している父方の祖母によく似たお婆さんだけでした
そのお婆さんは手紙で何かのメッセージだけを残していて私はお婆さんが何が言いたいのだろうかと思った時に別の異変に気づいたのです
自分が買った切符は京都までの切符だったのにいつの間にか終点の切符に変わっていたこと
本来のぞみ号が止まるはずである品川駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅、岡山駅、広島駅も通過する列車だったこと
そして私とお婆さんが乗るのぞみ号の車内で明らかにおかしいと感じたのは切符を切りに来ていた若い女性の車掌さんが私とお婆さんの位置に来て凄く声を上げて急に泣き出してしまいました
私はどうしたのだろうと思い心配になって車掌さんに声をかけてどうしたのと言うと車掌さんが
「貴方の隣に座っているお婆さんがもうすぐ亡くなってしまう。だからそれが悲しくて泣いているの。」と話してくれました
私は彼女を放っておくことができなかったのか終点の博多まで行く切符でそのまま博多駅に行きました
博多駅に新幹線が到着すると私とお婆さん、車掌さんが一緒に乗っていた新幹線が停車する向かい側のホームに真っ白い光の中から今まで見たこともなければ聞いたこともない新幹線が現れお婆さんはその新幹線に乗りました
私も不思議な新幹線だと思い乗ってみたいと思ったのですが、切符は博多までしかなかったことと、車掌さんが何か言いたがっていたので乗るのをやめました
お婆さんを乗せた新幹線に乗った後光の中から現れた新幹線は警笛を鳴らし来た時と同じ光の中に包まれるかの様に光に覆われてやがて消えていきました
私は新幹線を見送ったあと車掌さんにあの手紙の事について聞いてみると、
「ありがとうと言う言葉がかいてありました。」といくことを言われ車掌さんと一緒に改札を抜けた後夢から覚めました
夢から覚めると父が少し話があるのでリビングに来てほしいと言われて自分の部屋からリビングに降りてみたところ父から父方の祖母が病気で他界したという話でした
私はこの夢に現れた父方の祖母にそっくりなお婆さんの姿、車掌さんと父の話が一致していたところが多くまさか、とはと思った反面この夢は車掌さんが何か私に言いたかったのはこのことかもしれないと分かると何となく納得しました
しかし、何故私があのような不思議な夢を見たのか、あの車掌さんが何者だったのか今だにわからないので少し疑問が残る夢でした
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