これは、私が20代の時に体験した怖い体験です
私は持病の関係上福祉施設に通所していました
通所して当初は緊張も多く元々警戒心が高かったことと人と一緒にいるのがしんどかったこともあり友達も出来ず大半が一人で過ごすときが多かった日々でした
そんな毎日を過ごす中何か楽しいことはないのだろうかと思っていると、ある年の春に自分と同じ年齢位の女性が通所することになりました
私はその女性と少し話をしてみたいと思い話してみると、ゲームやアニメが好きだったり音楽が好きというという共通点があったのかあっという間に仲良しになり友達になったことで彼女の家に遊びに行くこともありました
しかしそれが恐怖への入り口とも知らずにいたのです
彼女と友達になって1年ほどたったある春の日、彼女の母親と彼女と共に少し喫茶店に行かないかと誘われて京都市某所に行きました
私はいつも通り楽しくおしゃべりをして楽しい一日が終わるなと思ったのですが何故かこの日だけはいつもと違う雰囲気を感じ取ったのです
カフェに行くはずなのに突然大きな会館のような場所に行ったり、友人の車に乗ってドライブに行くなど何だかおかしいというところで急に友達が「あのさ、面白いアニメがあるんだけど一緒に見ようよ」というので直感的にこの人は自分を危ないカルト宗教に勧誘するつもりだ
このままここにいると自分の身に何か危険が来ると思い、いつも通りに過ごしたもののその日以降からは嫌なものが漂ってくるかその友達が怖くなりました
私が彼女を怖がってから数か月後気が付かないうちに福祉施設を退所した様でした
その後私自身も彼女と二度と顔を見たくもなければ関わりたくもないので彼女が通所していた作業所を退所して今は平穏な日々を送っています
あの時、私が彼女との縁を切らなければ今の私の人生は崩壊したでしょうしカルト宗教にのめり込んで社会から消されていたと思うと恐ろしくて仕方ありません
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