【UFO撃墜事件】-女子大生 朽屋 瑠子-
投稿者:kana (210)
長編
2023/11/02
20:07
13,463view
「大尉が『牛にエサやる当番だろー』って言ったのが気になって気になって、あれで目が覚めてきたんですよ」
「実はオレ、ペンシルベニア・ダッチ(ペンシルベニア発のドイツ系アメリカ人)でさ、
オレもファーム研修で牛の世話をしたことあるのさ」
「あぁ~だから当番の大変さを知っててwww さすがですね、大尉」
「オイ、ちょっと付き合え。バーでミルクで乾杯しようぜ」
「ハイ!」
こうして、長い一日が終わった。
オファニムは水深14メートルの海底に沈み、米軍に無事回収されたという。
後日、作戦成功の功労勲章が朽屋とハルトマンに授与された。ハルトマンは少佐に、朽屋は少尉に、それぞれ昇進した。・・・そして朽屋は再びペンシルベニアへ戻った。
・・・・・・
その頃、ローマでは・・・
「アハッ、魔法でマグカップ直しちゃった。これでルコちゃんに怒られずにすむわ~♪」
【←to be continued】
前のページ
17/17
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 23票
kamaです。自分で書いてて一番好き。朽屋瑠子シリーズ第13弾はアメリカの大学に通いつつ、UFOと遭遇するお話です。3連休のお供に、ぜひお楽しみください。ここで重要な出会いがあったりしますね。
ところで、作中「MIB」メン・イン・ブラックが登場しますが、ここではちよっとダサめな「ブラックメン」という呼称を使っています。これはボクが中山市朗先生の代表作『山の牧場』が大好きすぎて毎晩聞いて寝ていて、そのせいでそこに出てくる「これがブラックメンだ!」という少年の目撃例として使われるセリフが頭の中をぐるぐる回って、これはもうMIBではなくブラックメンと呼ぶしかない!!と思って使わせていただきました。
今田美桜で実写化して欲しい
藤井マリーはどうか?
クチヤさん、これ最後、ハルトマン大尉とバーに行った後いい感じになってやってますねぇコレは。
なんか無性に牛乳が飲みたくなった。
↑コメントありがとうございます。実写化とか、夢があっていいですね~~~妄想が膨らみます。
朽屋さんのプライベートに関してはボクは口をはさみません。もう大人ですし、恋愛は自由です。
あと、牛乳おいしそうでしたか?実はラストでもう一回現代に戻して三上と牛乳のみにいくオチも考えてたんですけど、まぁそれはまたの機会にとっておきます。
韓国語の怪談サイトでこちらのお話が取り上げられてましたね。やはり朽屋 瑠子シリーズは海外でも人気です!