200x年、私は宇宙のとある惑星に到着した。
事の顛末としては、妻との宇宙旅行の最中に
スペースシャトルが大破し、惑星に墜落したのである。
妻は見るも悲惨な状態で私はその惑星の砂浜に彼女を埋めた。
その惑星は落ちる前の景色で見た通り青々と生い茂っており
まるでジャングルのようであった。
私は果たして助かるのであろうか。
初めは水を確保しようとあたりを10分ほどさまよった。
すると飲み水が見つかったのである!
ジャボジャボと管のようなツタから
水があふれんばかりに流れ出ているではないか。
私はあたりを見まわした。当然のごとく閑散とした風景。
誰もいない。
人の気配のしないこの惑星に希望が見え始めたのだった。
私は次に食料を探した。
1-2時間ほど森の中を散策したときだろうか。
なんとも不思議なことに腹が減らないのだ!!
推察するに大気中の成分が食料の役割を果たしていたのである。
なんと住みやすい惑星なのだろう。私はこの惑星に植物以外の動物が
いることを想像したがその気配すらなかったのである。
私は希望に満ちあふれていたが、
妻があんな状態になってしまったことを思い出し
悲観的な気分になった。
ここに妻がいてくれたらどんなにも嬉しいことだろうか?
この喜びを二人で分かち合い、二人で社交ダンスでも踊っていたことだろう。
私はトボトボと歩く
すると石の壁に突き当たった。おおよそ20mぐらいであった。こんなにも
高い壁が自然に存在してもよいのかと思うほど絶壁と呼ぶに相応しい出来を
していたのである。
私はその石壁の前で座り込み、これからの事を想像した。

























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