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不思議体験

おやすみさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

夏祭りの思い出
短編 2026/07/17 12:14 63view

「あ!ゆなちゃん!こっちこっち!」

今日は待ちに待った地元の夏祭りだ。

私は幼馴染のゆなちゃんと待ち合わせをしていた。

ゆなちゃんと私は小学三年生。

入学して一番最初に私に話しかけてくれて、それからというもの常日頃行動を共にする仲なのだ。

内気な私はまともに仲良く遊べるのはゆなちゃんだけだった。

そのゆなちゃんと一緒に遊べる夏祭り当日。

お祭りは小規模なものだったが、私はとてもワクワクしていた。

私「ねぇ!どこから回る?」

ゆな「じゃあ、ヨーヨー釣り行こ!」

私「うん!」

不器用な私はヨーヨー釣りは苦手だったけれど、ゆなちゃんが私の分まで取ってくれた。

とても優しい子である。

そこから私たちは、わたあめやたこ焼きなど定番どころの屋台を夢中になって回って、気がつけば辺りはすっかり夕焼け色に染まっていた。

飾りの提灯の灯りが一際綺麗に輝いて見えたのを覚えている。

ゆな「ねぇ、暗くなってきたね。」

私「そうだね。そろそろ帰らないとお母さんに怒られちゃうかも、、」

ゆな「んーー、、」

ゆな「じゃあさ、最後にあのドーナツ食べよ!」

ゆなちゃんはそう言ってドーナツが置いてある、少し離れた屋台を指差した。

私「うん!そうしよ!」

ゆなちゃんがいうドーナツの屋台とは、地元で一番人気のパン屋さんが出しているものだった。

もちろん私も行ったことがあるお店。

私「どれにしようかなー!」

お馴染みのパンがずらりと並ぶその光景に思わず悩んでしまう。

そんな私を横目に、

ゆな「これ美味しいんだよ!私これにする!」

そう言ってゆなちゃんは砂糖の振りかかった、割とシンプルなドーナツを選んで手に取った。

意外だった。もっとイチゴとかチョコとかカラフルなものを選ぶと思っていた。

自分だったら選ばない。でも、そのゆなちゃんが言うドーナツを食べてみたくなった。

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