頭の中は不安になる言葉しか出てこない、、、
私は一体これからどうしたらよいのだろう。
この惑星で生殺しにされるのだろうか。
そして、私はふと石壁の方を向いた。
それは目の錯覚であろうか。石壁の模様が少し
スズズ、、
ズズ、、、
動いているように感じたのである。
いや、これは錯覚ではない
模様が確かに動いている。
奇妙な事にその石壁は巨大な壁全体が
ブルブルと震えるように動き出したのである。
なんと気持ち悪いことだろうか!
そして!その石壁がこっちに向かって
飛んできたのである。
それは擬態し、潜伏していた蛾だったのだ!!
100匹あまりのあまりにも巨大な蛾は
こちらに向かって一斉に飛んできたのである。
そして、私は巨体な割に小さな口を持った蛾に
ちみちみと食われながら思ったのである。
このあまりにも居心地のいい環境に天敵が存在しないのは
あまりにも不自然である。と
しかしながらなぜ蛾たちは栄養の高い空気を
吸っているのにも関わらず
食べ物を必要とするのだろう。と
それは恐らく娯楽のためだろうと
痛みに悶絶しながら彼は思った。
その蛾の行為は人間社会の不自然さを身をもって
実行するかのようであった。
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