ピンポーン
まただ、ここ二日間何故かはわからないがずっと寝ていたいぐらい疲れが溜まっているのに誰かもわからないやつにチャイムを何回も鳴らされている。
ピンポーン ピンポーン
うるさくて堪らない、応じるのもめんどくさいし、頼むからもう鳴らさないでくれ。
ピンポーン
はあ、、、もうほんとにやめてくれよ、せっかくの有給だってのになんか凄い体もダルくなってんだからさ。
ピンポーン
いい加減にしろよ、人の休みを無駄にして何が楽しいんだよ。分かったよ、ダルいけどお前のことを叱って二度とこんなことさせないようにしてやるよ。
そんなことを考えた俺は、カッカッカッと一段と足音を大きくしながら自室から玄関に行った。
ピンポーン ピンポーン
かなり大きな足音を出していたから聞こえているはずなのにそれでもチャイムを鳴らすのを辞めないとは、こりゃ相当な馬鹿だな。
そんなことを思いながら玄関のドアのドアノブに俺は手をかけた、その時だった。
ねえ、なんでおじさんは僕にあんなことを平気でしたの?
そうだ、思い出した。俺は2日前の夕方、自室のベットで寝ようと思ったのに近場の公園で遊んでたガキがうるさくて眠れなかったんだ。
それでイライラした俺は、遊んでいたガキの1人にお菓子を俺の家で食べようと誘って、その後浴槽に沈めて殺したんだった。
んでバレるのが怖くなって、朝になる前に庭の土にガキの死体を埋めてたな、そりゃ疲れるし、ショッキングなことだから忘れるのが普通なことだし、殺した奴に恨まれて嫌がらせされてもしょうがないか。























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