ある有名な自殺の名所があった。
いつからかその近くの民家に霊能力者が住み着いたという噂が広がり、その後、自殺をする人は格段に減ったという。
周りの人々は、
「あの人のおかげだ。」
「きっと、あの人が引き寄せる悪い力を防いでいるに違いない。」
などと色々な憶測を言うようになった。
しかし、霊能力者の人は他人との繋がりがなく、謎に包まれている人物だった。
その後、霊能者が住んでいた家には草木が生え、まるで誰も住んでいないかのような状態になっていった。
周りの人達は、
「病気になったのでは?」
「亡くなってしまったのでは?」
とこれまた色々な噂をしていた。
そんなある日、霊能者の家を取り壊すという話が広まった。
この話は確かな情報らしく、近々、取り壊されるという。
「また、自殺者が増えるのでは?」
とみんな心配をしていた。
しかし、周りの心配をよそに自殺する人は全くいなかった。
そして、霊能者が住んでいた家を取り壊し始めた。
数日後、解体作業が止まり、慌ただしくなった。
どうやら、民家の下から多数の白骨化した死体が出たという。
霊能者はどこに?
なぜ死体がそこに?
自殺者が減ったこととの関係性は?
悪い力をその場所に引き寄せて、それを利用し人を殺した?
詳細は誰にもわからない。
ただ、その近辺が心霊スポットとなったのはいうまでもない。
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