奇々怪々 お知らせ

呪い・祟り

読書家さんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

七夜目の記録
短編 2026/07/01 16:17 304view

録音を再生。

今度は

何もない。

解析員だけが

その夜から夢を見る。

## 第九章 村

廃村。

七夜目伝承発祥。

誰も住んでいない。

神社だけある。

賽銭箱の裏。

墨文字。

「数えなかった者だけ帰る。」

宮司の日記。

昭和十二年。

「今年も七夜目が来た。」

「今年は四人。」

「返事をした。」

「もう顔を忘れた。」

最後のページ。

何も書いていない。

と思った。

光を当てる。

薄く。

「もう私も思い出せない。」

8/10
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