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## 最終章 七夜目
神崎は気付く。
呪いではない。
“数える”ことではない。
“気付かれる”こと。
夢の存在は
ずっと
こちらが見るものだと思っていた。
違う。
向こうが
こちらを探している。
だから
「いる?」
と聞く。
返事をした人だけ。
見つかる。
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神崎は録音を全部削除する。
紙も燃やす。
記事も書かない。
資料も封印。
数年後。
彼は老いた。
何事もなく人生を終える。
病院の夜。
最後の夢。
暗い廊下。
障子。
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