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呪い・祟り

プルプル布顚🍮さんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

絶対に食事中にスマートフォンを見ないで下さい。
長編 2026/05/08 13:53 2,156view

輝美「わ〜!空気が新鮮だ〜!」

私「あのさぁ…」

輝美「何?」

私「旅行じゃないよ?」

そうだった、と輝美は思い出した様に呟いた。暫く歩いているとバス停が見えてきた。バス停には藤間さんが先に着いていた。私達は藤間さんにバレない様に隠れた。十分程待つとバスが来て、藤間さんは乗って行った。ただ、このまま私達も乗ると藤間さんに見つかってしまう。

輝美「これ被って」

輝美は予めそうなると判っていた様で帽子を二つ持ってきていた。その帽子を被り、私達はバスに乗り込んだ。藤間さんは相変わらず前の方の席、私達は後ろの席に座った。

私「これで終点まで乗るよ」

輝美「うん。もうちょっと寝るわ…」

輝美はまた寝てしまった為、私は窓の外を眺めていた。藤間さんも同様、外を眺めている。

「次は〜終点〜…」

気付くともう終点に着いていた。

私「終点着くよ。起きて」

輝美「ん…校長先生の妖精…(?)」

私「また変な夢見てる…ほら起きて」

バスから降りて、藤間さんの後を数十m離れて追う。

私「…ねぇ、『校長先生の妖精』って何?」

輝美「待って何それw」

私「輝美、さっきまた寝ぼけて変な事言ってたよ」

輝美「エッ!?私が言ってたの!?」

私「大きい声出すと藤間さんに見つかるよ…」

藤間さんは五分程道を歩くと、林の中に入って行った。林の中は薄暗く、どこか気味が悪い。極限音を立てない様にして尾行する。すると、あの少女が閉じ込められたと思われる小屋が現れた。その小屋は、外から見ても判るぐらい朽ち果てていた。

藤間「…凄いボロボロだな」

藤間さんはぼそっと独り言を言った。

輝美「そうですね…中入れそうですか?」

藤間「まぁ頑張れば入れ…うおぉ!?」

ただの独り言に返事があった為か藤間さんは驚いて後ずさった。

輝美「どうしました?」

藤間「『どうしました?』じゃなくて、何でここにいるんだよ…それに西野さんも」

輝美「そりゃあ…珍しい生贄の儀式だし映像とか撮ろうと思って」

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