藤間「実際そうだろう」
輝美「私は藤間さんが死んでも無理矢理、狐狗狸(こっくり)さんで会話すると思いますが」
藤間「それもそうか……まぁ、それでも言っておくよ。岩田、お前と百物語するのは楽しかった。だから、僕は死んだ後もスピリットボックス(幽霊の声を聞く事ができる機械)で百物語に参加するよ。」
輝美「勿論ですよ…!絶対にスピリットボックス点けますから…!」
私「は、はぁ…(こういうのってもっと感動的な事言うんじゃないの…?)」
藤間「ありがとう。安心して行けそうだ。それじゃ、電話切るよ」
電話は切れてしまった。
私「…藤間さんに着いて行くこと言ってなくない?」
輝美「藤間先輩、言ったら絶対に引き留めると思うから」
私「許可無しで付いて行くのも何だかなぁ…」
輝美「大丈夫だよ〜それで数十箇所心霊スポット着いて行ったから〜」
私「多くない?」
輝美「まぁまぁ。明日の朝十時出発だし帰ったら準備しなきゃ。あ、その前にどっか夕飯食べてく?」
私達は丁度近くにあった定食屋に寄った。私は鯵の塩焼き定食、輝美は大盛り唐揚げ定食を選んでいた。
私「…よくそんなに食べれるね」
輝美「明日は大事な日だからね。私達だって安全じゃないんだし」
私「そっか。」
食事を終え、各々家に帰宅した。荷造りをしてから寝る事にしたが、中々寝付けなかった。
〜翌朝〜
輝美「おはよ〜」
私「おはよ…凄い荷物の量ね…」
輝美「儀式の最中の映像を撮ろうと思ってカメラとか、あと幽霊の声聞く為のスピリットボックスとか色々で…」
輝美は大きな旅行鞄と機材の入ったリュックサックを重そうに持っていた。
輝美「逆に沙由香は荷物少な過ぎない??」
私「そうかな…?(輝美が多過ぎるだけな気が…)」
輝美と比べて私の荷物はそこまで大きくない鞄一つだ。
私「まぁ、取り敢えず藤間さん探して電車乗らないと」
輝美「うん。あ、藤間さん見つけても現地着くまで話しかけちゃダメだから。」
私「何で?」
輝美「藤間先輩、途中で私達の事見つけたら絶対帰らせると思うよ。それで私何回も帰されたから」
























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