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呪い・祟り

華 木耳さんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

白い箱
長編 2026/01/15 11:51 373view

中学の頃よくものが壊れることがあった。
反抗期で物に当たったり雑に扱っていたわけはなく、
買ってすぐのペンが折れたり、
機種変してすぐのケータイの電源がつかなかったり
座ってた椅子の背もたれが急に折れたりと言った
原因不明の現象が起きていた。
親にも相談したが、

『どうせ大事に使って無いかだ』と言われ

相手にしてもらえなかったのは言うまで無い。
それからも壊れる現象は続いたが

学校で黒板の下敷きになった時は
さすがに親も心配して話を聞いてくれた。
本来黒板はそう簡単に壁から外れるようなことは
まず無い上に、しっかりとボルトで固定当ているのは
明白だった。
保健室で親と話していると、
クラスメイトのA子が入ってきた。
A子は普段から僕が相談していた友人で
その場の目撃者でもあったので親に
紹介し話してもらった。

彼女曰く、僕の者が壊れる現象には
明確な原因があるらしく、
それは僕にもまだ教えてくれていなかったことでした。
A子は少し言いずらそうに口を開いた。

『Bくんのせいじゃ無いんですよ、普段から物や人に対しても
 大事に接していると思いますし…』

彼女はそう言いながら僕の方を見つめる。
正確には僕の少し後ろの方を見つめていた。

『壊れる原因は…Bくんに憑いている者のせいだと…思います。』

彼女は少しうつむきながらそう言った。
親たちは不思議そうにしていたが
A子はさらにこう続けた。

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