幼い頃に僕が体験した話です。
当時小学生だった僕は、
登下校で使っている通学路の途中に建っている
ある家が怖くてたまりませんでした。
周りは更地になっていて工事用の車両も
止まっていたりしてる中、
廃墟と化したその家だけは
何故か取り壊されることもなく
そこに建ち続けていました。
外壁に植物が不気味に二階まで
絡みついて窓も入り口も見えないほど。
毎日その家のそばを通るたび
気にはなるものの、
異様な不気味さにちらりと横目で見ては
すぐに走り抜けていました。
そんなある日、下校中歩いているとその家が
視界に入ったんですが…何かいつもと違うような
そんな違和感をおぼえたんです。
最初はその違和感がなんなのかわからず、
その場で立ち止まりその家を眺めていました。
するとある事に気付いたんです。
「あれ?あの家なんかずれてる。」
近づいていくと、その家が全体的に横にずれていたんです。
家そのものはなんの破損もなくそのままスライドしたように
そこに建っているんです。
何かの勘違いかとも思ったんですが、
地面を見ると元々建っていた場所に跡があり
やっぱり少しずれている。
その異様差に怖くなって僕は走って家に帰りました。
それから一週間ほどした日の夜。
僕は何かの物音で目を醒ましました。
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出だしから気になる感じで面白かった。気味が悪いね
あまり信じられないですよ
もうちょっとスリルを出してもいいんじゃないかと思いました。
でもお話的にとても面白かったですよ(・∀・)
大嫌いこの話!めちゃくちゃ怖いですね!コワイガタガタ