だまって二人のお胸を観察している九郎。
(リネア、デカイな・・・でも姐さんの方が造形が・・・ナイス)
・・・・・・
温泉から上がった後は、先に上がって化粧水でお肌を整えていたみどりさんに三人とも捕まり、急遽美容教室開催、三人ともテカテカになる。
そのまま編集長らがたむろしている男子部屋に4人で強襲、さんざん遊んだあげく浴衣のまま男子社員にキャメルクラッチをお見舞いするという、あられもない姿を披露してから、ようやく自分たちの部屋に戻る朽屋たち一行であった。
部屋に戻るともうフカフカの布団が敷いてあった。
「うわ~~お」と感嘆の声を上げるリネア。
「日本の部屋は不思議デスね。リビングと思っていたのがあっという間に寝室になりマス」
「うんうん、そうだね~」と言いながら布団にダイブする朽屋。
なぜか部屋の隅々まで細かくチェックする九郎。
「朽屋、レンちゃんは部屋に入るといつもチェックしてるけど、何を調べてるの?」
「九郎はねぇ・・・なんかクセになってるんだよね、盗聴器ついてないかとか、隠しカメラないかとか、窓の外に狙撃ポイントがないかとか、あと常に非常口も確認して・・・・・・」
「ふ~~~ん、スパイ映画みたいデスね」
「・・・・・・・・・・・・」
「朽屋?・・・・わぉ、朽屋もう寝ちゃったヨ、10秒で寝たヨ」
「さすが先輩。もう遅いし、疲れたし、ボクらも寝よ」と九郎。
部屋の電気をほのかに残し、朽屋を真ん中にして三人で川の字になって眠った。
・・・・・・・・・・・・
洞窟のように暗く冷たい場所。
赤や紫、青、緑・・・禍々しい色の光が揺らめいている。
悪魔 ダンタリオンの居城である。
ダンタリオンの前には棺があり、その中にリネアが眠っている。
「それにしても、こんな小娘に数十もの使い魔がやられたとはな?」
さげすむような眼で見るダンタリオン
「はっ」頭を下げるライオンのアリーとドーベルマンのケレブ。
「情けない」
「まぁそういうな、それほどミストルティンの刃は危険ということだ」
ダンタリオンの顔たちがお互いに話し出す。
























kanaです。
久しぶりの朽屋瑠子シリーズは、なんとこれまでの最長22ページに到達してしまいました。
でもたぶん行間も多いし、読めば読めるのではないかと思います。
今回はちょっと笑えるシーン多めですかね。笑ったり、怖かったり、グロかったりしながら、ラストでジーンと来てくれるとイイなと思います。
今、コメント欄はどうも筆者以外の人は書き込めないようになっている感じですが、良いなと思った方はぜひ怖いねボタン押してってください。 ありがとうございました。
kanaです。裏話。
今回タイトルを-事件記者 朽屋瑠子-ではなく、-朽屋瑠子暗殺計画-にしようかと思っていたのですが、忘れてました。忘れてましたがこれでいいです。実はこの-朽屋瑠子暗殺計画-というのは、ウルトラセブンの「セブン暗殺計画」をネタに取り入れようと思っていたからです。なので最初にダンタリオンが朽屋をいろいろ調べるシーンがありますが、あそこはガッツ星人がアロンを使ってセブンをシベ上げるシーンのオマージュにするつもりでした。でも、ガッツ星人にはダン隊員ではなくセブンを暗殺する明確な理由がありましたが、ダンタリオンにはないので、完全オマージュは却下となりました。
後半、九郎とリネアが戦うシーンで、朽屋が「私のために争わないで!!」みたいなセリフを入れようとも考えましたが、まぁ朽屋はそんなこと言わないなとやめました。
それとリネアとのキスシーン。朽屋は感度を上げて調べ上げますが、この時の感度を3000倍にしようかと思ったのですが・・・自粛しました。さすがにそんなにないでしょと。
引き続き、お楽しみください。
↑ シベ上げる× → 調べ上げる〇
応援してます!朽屋瑠子シリーズおもろいです!by読者
kanaです。
22ページ読むのはツライけど、えっちなシーンだけどうしても見たいという御仁は、すべてをすっとばして17ページからお読みください(笑)
↑あー!
読者さんありがとうございます!
一般の方はまだコメント投稿できないのかと思ってました。ありがとうございます〜
全く九郎ちゃんがこんな悪い子だなんて(いいぞもっとやれ)。
いつも通り面白いw待ってました朽屋瑠子シリーズ!、、、いつか小説化しないかな
法王騎士団は大阪府警のマルボウですか?
↑わー、コメントありがとうございます。楽しんでいただいて何よりです。
マルボウはイタダキました。カチコミの時の「大阪(府警)じゃ!!」と略すんだなーというのが忘れられず。・・・法王騎士団、意外とコワイ。
今回は九郎大活躍ですね。しかも今回は九郎がいなかったら朽屋は死んでたかもしれないですからね。いい仕事と悪い仕事の両方を達成しました。
つなみに、自分の中での九郎は「宇崎ちゃんは遊びたい!」の宇崎ちゃん(胸はないバージョン)で、
リネアはなぜかずっと四国めたんが頭の中にいました。