ある日、Aさんは自宅アパートのエレベーターで不思議な体験をします。
アパートは5階建てで、築数十年と古い物件でした。
近くには墓地があり、少し不気味ではありましたが家賃の安かったのでAさんは引越しを決めます。
Aさんがそのアパートのエレベーターに乗った際、自分の部屋がある4階のボタンを押しました。
エレーベーターの扉が閉まるくらいのタイミングで、勝手に3階のボタンが光りました。
そのとき、Aさんは「3階から誰か乗ってくるのか?」と思いましたが、エレベーターの扉が開いても誰も乗ってきません。
Aさんは「誰かが3階でボタンだけ押して、どこかに行ってしまったのか?」と少し不思議に思いましたが、それほど気にすることもなく、その日は部屋に戻って休みました。
翌日、仕事に向かう際にエレベーターに乗り、1階のボタンを押して光ったボタンを見てAさんは気がつきます。
「昨日、3階のボタンが光ったのは…エレベーター内から誰かが3階のボタンを押したということなのでは?」
前のページ
1/1
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 17票























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。