どれくらいの時間が経っただろうか。やがて、壁を叩く音も、叫び声も、ズルズルという音も、全て静まり返った。
恐る恐る耳を澄ましてみるが、隣の部屋からは何の音もしない。まるで、全てが夢だったかのように静かだった。
しかし、壁に残るかすかな傷跡と、私の心に残る拭いきれない恐怖は、あれが現実だったことを物語っていた。
それ以来、私はあの部屋のことは一切考えないようにしている。大家さんに頼んで、できるだけ早くこのアパートを出るつもりだ。
夜になると、今でも時々、隣の部屋から聞こえたあの不気味な音を思い出す。そして、あの暗闇の中で見た、歪んだ影の姿が目に焼き付いて離れないのだ。
隣の部屋の住人。それは、決して知りたくなかった存在だった
この物語はフィクションです
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迫力すごすぎるやろ
怖いですね
隣の部屋のドアを開けることができて、更に鍵を閉められる????なんで?????
語り主;フィクションだからです!今度からちゃんと書きますね