深夜のテレビショッピング【ハリウッドスーツ】
投稿者:ねこじろう (154)
32年間生きてきたが、これまでどちらかというと女に縁の無いモテない人生を歩んできた。
─だが今夜は違う!
もしかしたら目眩く素敵な体験ができるかもしれない。
精いっぱい緊張していることを悟られないようにしながら、彼は女の耳元でそっと囁いた。
「ちょっと場所を変えませんか?」
女は微かに頭を動かした。
彼は心の中でガッツポーズをしてマスターに二人分の金を支払い、タクシーを呼んでもらった。
※※※※※※※※※※
ホテルの部屋になだれ込むように入ると、ベッドの上で互いに狂おしく唇を奪い合う。
たまらずレザージャケットを脱がそうとすると彼女はSさんの手を優しく制し悪戯っぽく微笑みながら、枕元にあるスイッチを押す。
とたんに部屋は妖しい暗闇に包まれた。
酔いもあったせいか二人は激しく求めあった。
甘美な時間は瞬く間に過ぎ去り、Sさんはいつの間にか深い眠りについた。
・
・
どこからか聞こえる水の流れる音で、彼は目が覚めた。
咄嗟に枕元の時計を見る。
03:28
ほっとため息をついて横を見る。
女がいない!
半身を起こして周囲を見渡すとバスルームのドアが少し開いており、そこから光が漏れていた。
どうやらそこから音が聞こえているようだ。
シャワーでも浴びているのだろうか?
Sさんはイタズラ心を起こしてベッドを離れると、ドアの隙間からそっと中を覗いた。
女は洗面所の鏡の前で、ドアに背を向けて座っている。
裸だった。
こうして見ると結構大柄である。
顔もそうだが体も欧米人なみだ。
あ~!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
ワロタ
最近エロ同人やコミックである皮を被る系
確かに気づいたら怖い系の話になるよな(笑)、角度変えるとこんな話も作れるとは!
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
ハンサムスーツかな?
女版ハンサムスーツとでも言いますか
─ねこじろう