案山子村
投稿者:rark (32)
とりあえず、兄貴がAさんを車の外に連れていき、Aさんの背中をさすります。そして僕は、兄貴に水を取ってきて欲しいと頼まれ、天然水のペットボトルを持って、兄貴の元に向かいます。
なんとかAさんを落ち着かせ、車に戻ります。
Aさんの体調も悪いし、そろそろ帰ろうかということで、車の方向を変えようと、兄貴が車をバクックさせます。しかしその時。
ガコン!!と大きな音を立てて車が傾きます。
兄貴「やべぇ。やっちまったかも…」
車の外に出ると、予想通り。地面がぬかるんでいたのか。後ろタイヤが地面にハマっています。
兄貴「うーわ。やったわ。これ。」
僕「やったじゃねーよ(笑)どうすんだよコレ。」
車は動かない。携帯も圏外。
兄貴「…なぁ。この先に人がいると思うか?」
「……」
確かに。かすかに人が手を加えた形跡はあるにはある。
僕らに残された選択肢は、この先に進む。ということ。兄貴が車の中から、非常用の懐中電灯を2つ取り出し、1つを僕に渡します。
10分ほど歩くと、砂利道が、少しずつひび割れてはいますが、アスファルトの道へと変わっていきます。
自分たちの歩いている道が、アスファルトに変わってきた。ということ
だけでも、少し安心出来たんです。そしてもうしばらく進むと、田んぼが見えてきます。稲穂が風に揺れ、そろそろ収穫時でしょう。すると、奥の方に稲を狩っているような、人影が見えます。
Aさん「人じゃない?あれ。」
兄貴「こんな時間に?」
B「とりあえず行ってみようや。」
あぜ道を進み、人影の元へと歩み寄ります。
兄貴「すいませ〜ん…」
返事はありません。
A「え…」
近ずいて見ると、人だと思っていたのは、稲刈りをする人のポーズをとった、カカシ。へのへのもへじの顔。頭にはタオル。手には稲刈り用の鎌。ボロボロの服。
しかし、それよりも不気味だったのは、カカシがいるところまで、稲が狩られているということ。そして、狩られた稲は、カカシの横に山積みになっている。まるで、さっきまでカカシが、稲を狩っていたと言わんばかりに。
兄貴「クソっ。気味の悪いもん置きやがって…」
僕らはその場を後にし、先へと進みます。そこから少し進むと、集落が見えてきます。
B「良かった。集落だ。」
そして、ポツポツと街灯が見えてきます。そしてその下には人影。
兄貴「こんなところに、電気なんか通ってんのか…?」
僕は兄弟ぐるみで仲の良い友達。とは行っても、僕の方は兄ではなく、兄貴と呼んでいるだけのはとこですし、あっちは兄貴とタメの姉貴、そして僕とタメのその弟
説明が分からなすぎる。
変な集落に迷い込む
↓
バケモンに襲われる
↓
なんとか逃げ出す
↓
地元のジジイ「お前らあそこに行ったんか!」
何百回と見たパターン
最初の人物紹介、林修でも理解できないやろ。誰もわからんて。
説明が
二組のきょうだい同士が、仲良しだった!
一組は自分と兄(実の兄ではなく、はとこ同士の関係だが、兄貴と呼んでいる)。
もう一組は実の姉弟(姉をA、弟をBとする)。
自分の兄(本当は、はとこ)とAが同い年で、自分とBが同い年。
ということだと思います!
部外者の私が失礼しましたm(_ _)m
人物
僕
兄貴(僕のはとこ)
B(僕の友達 and Aさんの弟)
Aさん(兄貴の友達 and Bの姉)
うーむ、何かわからないが、腹が立つ。
人物像
僕
兄貴(僕のはとこ)
B(僕の友達 and Aさんの弟)
Aさん(兄貴の友達 and Bの姉)
人物の紹介が、ややっこしい。読者に分かりやすくお願いします。
投稿者です。人物の紹介が分かりにくいというご指摘をいただきましたので、修正致しました。申し訳ございません。
結構面白かった!
カカシか