短編
2023/11/04
23:28
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夜、生まれたばかりの可愛い娘を寝かしつけた後1人でくつろいでいると、残業中の夫から電話が入った。
病院からマミが亡くなったと報告が来た、と涙声で夫は言った。
10才のマミは夫の連れ子で、生まれつき身体が弱く、先月から入院していたのだ。
そう…
ついにあの子は旅立ってしまったのか…
電話を切った後、手を合わせて(安らかに眠ってね)と小さな声で口にした。
「嬉しいくせにぃ」
背後でマミが言った。
振り返る勇気は無かった。
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あやちゃんのバリエーションですね。
赤ちゃん、長生きできなさそうですね。
マミとお母さんには何が…
さりげなく怖い((( ;゚Д゚)))
マミはお母さんに何かされてたのかな?