びわ湖沿いにある大学寮跡に、フェンスに囲われた大木があります。
立地的にどう考えても切り倒されるはずの木が残っているのには理由がありました。
江戸時代、琵琶湖のほとりのその場所は罪人の首切り場だったそうです。
当時から生えていたその木は、首を切られた罪人達が最後に目に映るものだったそうです。
時は流れて昭和。工事のためその木を切ろうという話になりました。
長年住んでいる地元のお年寄りからは反対意見も上がったそうですが、結局切ることになりました。
しかし、木を切ろうとした人が事故にあったそうです。一命はとりとめましたが、大きな事故だったそうです。
あまりのタイミングに、工事の人も地元の人たちも怖がり、木は残すことになり、今に至るそうです。
大学寮が閉鎖された今も、その木は残っています。
湖岸道路を走ると普通に見ることもできます。
地元では有名な話なのでたまに話題になります。
ここからが私が怖くなったその木にまつわるエピソードです。
知人の男性が「これが噂の木やで」とグループラインに件の木の写メを撮って送ったそうです。
わーっと盛り上がったのですが、ふと見ると、3人しかいないはずのグループラインなのに、その写真の部分だけ既読が「4」となったそうです。
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