恐怖と好奇心がごちゃまぜになりながら、改めて部屋を見回した。
8畳ほどの空間に、骨のようなものが散らばっている。
中央には祠のようなものがあり、赤黒い乾いた血のようなものがこびりついている。
祠の横には卒塔婆のようなものがあり、かすれてほぼ読めないが、
「仙」と「鬼」の文字が見えた。鬼は昔の漢字だった。
そしてその祠の向こう側に、”何か”がいる。
幽霊?人?化け物?…いずれにしろ、助かるにも殺されるにも、
その”何か”が知っているはずだ。
以下、訛りがひどいため分かりやすいように書きます。
俺「すみません」
?「あぁ…」
俺「迷い込んでしまったのですが、帰り方を教えてください。」
?「今に帰すから。もう盆だ。」
無事に会話できた俺は、ライトを構えたまま近寄ってみたんだ。
…あまりの禍々しさに、失禁した。全身に鳥肌が立ち、涙があふれた。
ぎょろりと大きい緑色の白みがかった目、ぶつぶつしたカエルのような紺色の肌。
ふんどし一丁で、錆びた包丁を岩で研いでいた。
卒塔婆に書かれた「鬼」の文字。
ああ、これが鬼なのかと理解した。
鬼「まあ驚くな。男は嫌いだ。無事に帰してやる
いいからそのまぶしいのやめてくれ、目が痛いんだ」
逆らっても勝てない、無事に帰してくれるというならとライトを消しその場に座り込んだ。
それから何時間いただろうか、体感では3日以上に感じたが、もっと短いだろう。
ただ岩にくぼみがあるトイレと、湧き水をもらった。
時折いなくなったかと思えば、カエルや鳥を持ってきてくれた。
そのままで食えるわけもなく、残してしまったが…
暗闇に目が慣れてくると、散らばる骨の正体が分かった。
人骨だ。
鬼がいる周辺には無数の頭蓋骨が散らばっていた。
女の脳みそがうめぇんだ。男はくせぇ。なんて言っていた。
男に産んでくれた親にひたすら感謝し、無事に帰してくれるのを待った。
びっくりするくらい面白かった。その後の話も聞きたいな。
鬼とはもう関わり合いたくないのかな?
面白かったです。後日談などあれば割愛せずに是非続編希望です!
宮城県かな
鬼首
後日談がめっちゃ気になる
鬼沢だろうねー
作者名がイエティなの笑った
鬼にも老若男女や美醜あるのだろうか
オカルト話好きだとそのまま俗世より鬼の世界に興味持っちゃいそうで怖い
耳鳴りホウイチなんかな🎵
本当に鬼だったら、イエティより凄い事じゃない?
食べ物と飲み物をくれるってことはあんまり悪い鬼のように感じないんですよね。あるいはこの迷い込んだ場所が黄泉の国なら、気に入った主人公に食べ物を食べさせて返したくなかったヨモツヘグイの類型の可能性もある。卒塔婆に仙の文字で連想したのは、道教において、「鬼界から仙界・人界に移ることができる者は、地下主者・地下鬼者と呼ばれる、鬼と仙との中間的な存在である。地下主者となることができるのは、生前に忠孝や貞廉であったり陰徳があった人で、死後長い年月を経て仙人になれるとされている」(道教wiki引用)ともあるので、鬼界で修行した仙人が、異界(仙境?鬼界?)に迷い込んだ主人公を助けようとしているようにも見える。この投稿者の作品を他に読んでいないので後日談の内容を知らないため、これくらいしか思いつきませんでした。
鬼と友達になりたいなぁ
いい奴そうで楽しそうじゃん
女の人は気の毒だけど意外と鬼はいい鬼だった?
うわこぇぇ
絶対に行きたくないな