私の友人はとある橋を渡らなくては学校に行くことが出来ませんでした。
この橋は、当時地元では自殺の名所となっていて、この橋を毎朝1番最初に渡る彼女は、第一発見者になることが何度かあったのです。
ある日、橋に男性がいて、すれ違う際に「おはようございます」とあいさつをしたら、小さな声で返事が返ってきたので、何も気にしなかったそうです。
翌日、また同じ男性が橋にいて、その日は挨拶が返ってこなかったから、なんかちょっとなぁ?っと気になりだしましたが、どうすることもできなく、同じようなことが数日続いたそうです。
そんなある日、橋の上に靴が並んでおいてあることに気づいた彼女は「あぁ、またか。」と思い、警察に「〇〇端に靴がありますので、来てください。」と連絡をし、到着した警察官が、橋の下に倒れている男性を確認したので、事情聴取後、その日は学校を休み、自宅に戻ったそうです。
翌日の朝、彼女が学校へ行くため、橋に向かうと、おかしなことに橋にまた男性が立っていたのです。
気味が悪く、橋を渡ることをためらった彼女は、自宅に戻り、両親に事情を話して、その日は車で送ってもらうことにしたのですが、車で通る際には男性は居なくなっていたそうです。
事情を聞いた両親は、近所の方と相談をし、近所のお坊さんに供養をしてもらったそうです。
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