私が2回体験した不思議で少し怖い話

これは、私が過去2回経験した怖い話・不思議な話です。

まずは我が家についてお話させてください。
20代の時に築2年の中古一戸建てを購入し、家族構成は30代の主人と私の夫婦世帯で、うさぎが1羽います。
主人は管理職のため出勤時間が日によって異なり帰宅時間も毎日20時過ぎ、接待や出張も多いため結婚を機に私は専業主婦となりました。

₋1回目の体験談₋

主人が2泊3日の出張に行った時の話です。

私はほぼ毎日パソコンを使った在宅ワークをしています。
この日もいつものように朝からお昼過ぎくらいまで作業をしていました。
主人が出張でいない日はなんだか心にも時間にもゆとりを持つことができ、ペットに癒されながら過ごしていた。

夜22時頃眠気を感じたため2階にある寝室へ。

これまでに主人が出張でいない日は何度も経験しているが、1人で寝室に居るのはまだ慣れない。
なんというか、真っ暗い部屋に1人でいることに少し怖さを感じ、寝室に行くと眠気が減少してしまうことがよくあるんです。

この日もそうで、眠れるまで真っ暗の部屋でスマホをいじった。

いつのまにか寝落ちしていたようだ。

ふと目が覚め、時計を見ると夜中の1時過ぎ。

2～3時間は寝ていたようだ。

「まだ眠れる」と思い、私は再び掛布団をしっかりかけて目を瞑ろうとした瞬間、足元に人影を感じたのです。

私は目が悪く、眼鏡とコンタクトレンスの生活を送っている。
そのため足元の人影もボヤけていてよく見えなかった。

この時の私はなぜか人影にあまり興味がなく、よく見ようともしなかった。

「なんだか怖いな…」という気持ちだけはあるも再び眠りについた。

朝6時に目覚ましがなり、1階へ向かい朝ごはんの準備をした。
毎朝この時間に起きて朝ごはんを食べ、ペットのごはんをあげるのがルーティーン。

朝ごはんを食べながらふと、「そういえば昨日の人影は何だったんだろう？」と思うも、思い出そうとすればするほどどんな感じだったのかが鮮明に思い出せませんでした。

一瞬、「もしかして夢だったのかな？」とも思った。

1人で寝る2日間の夜で、人影を見たのは1日だけでした。

₋2回目の体験談₋
1回目の体験をしてから1年程が経った頃、この日も主人は出張で今回は1泊2日だった。

家の掃除をしたり、ペットと戯れたり、パソコンで作業をするなど、いつもと変わらない日常を過ごした。
やはり主人が出張でいない日は心と時間にゆとりがある。