乱雑に置かれた漫画や雑誌を片付け、適当にコンビニで買い漁った飲み物や夜食を取り出して、俺達はまずBの写真から確認する。
フラッシュはたいているがどうにも写真写りが悪い。
被写体の距離によって手前が写っているものの、奥へ行くほどほぼ真っ暗闇だった。
一枚は院内に入った直後に俺を背後から写したもの。
次はエントランスから一階の廊下を写したもの。
写真をスクロールしていくが、何れもほとんど真っ暗なものばかりで代わり映えしない。
それに真の意味で何も写っていないことから特に盛り上がることもなかった。
ただ、撮影者であるBだけはどこか怪訝な表情で一枚の写真で手が止まり、じっと見つめていた。
次にCの動画を再生することにした。
時間はおよそ20分くらいだったが、何もなさそうなので倍速で見ることにする。
すると俺が違和感を覚えたエレベーターへ差し掛かるとノイズが走る。
そして、わずかだが「……あ…う」と聞き取れない声が入っている。
「誰の声?」
「お前じゃね」
特定はできないが声質が男だったため、俺達の内の誰かだろうと適当に流した。
すると映像の中の俺達がエレベーターの前で突如立ち止まり、Bがエレベーターの扉を開こうとしている姿が映る。
「そういやBこんなことしてたな」
「え?俺やってねえし」
俺が笑いながら話しかけるとBは不機嫌そうに否定したので、険悪なモードになりかけた。
どうしてそこまで頭ごなしに否定するのか分からないが、何となく俺はこの話題を止める事にして、続きを見る。
すると今度は俺がエレベーターの扉を叩いて「誰かいますかー」と声を掛けている様子が映っている。
「は?なにこれ」
「お前ほんとこういうときふざけるよな」
俺が身に覚えのない光景に呆然としていると、今度はCが笑いながら動画にコメントをしている。
この映像のいつのものだ?
俺が廃病院でとっていない存在しない映像を目の前にして、俺は当惑した。
そして、映像は二階へ続くと、廊下の奥から「おーい」と声が聞こえてくる。
ただその声色はどう考えても男の声質ではなく、女性の特有の透き通った高い声色だった。
「……」
俺達が無言で視聴を続けていると、今度は車椅子が登場し、それに老人が座ってだらりと下がった首をカメラに向けて睨んでいるのが映る。

























こういうの怖いよーやめろよー???
最後ドキッとした
大丈夫とわかってても怖くなるねこういうのは
こういった呪いが伝播していくことで弱まっていくことは実際にあるよ
自己責任系なら先に書いといてくれよ
こえーよ
色々盛りだくさんで面白かった
呪われないよね…?
お呪いします
投稿者さんの名前までも怖い
呪いが拡散って・・・・
ためはち
ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
ひぃぃぃぃぃ
秀逸!!。
面白かった。ぜひまた投稿してください。
最初から最後まで怖かった.…
わぁぁぁぁぁぁぁ
呪いも大変だな…
ネットの海で自分のことが書かれるのを待って、読んだやつを特定してなんかしなきゃいけないんだから
そりゃ疲れて弱くもなるよな
貞子DXかよ
てか呪いの拡散って一種の犯罪だろ泣
怖くないっていうか怖いところもあったけどなんか最終的に意味がわからなくなってしまって怖くなったって感じ
こええ?
呪いを掛けてください川辺しおりさんの首がはね飛ばられてのろわれ死んれ行ってくれる用にお願いします
なんかやばいやついる
お憑かれさまでした
うさぎパズルっていうホラーゲームでBみたいなやつ見た気がする
怖いて
黙祷