幼い時に見た大きなカエル
投稿者:おつまみ (20)
私が小さい時の話です。確かに現実に起こったことと思っているのですが、成長するにつれてあまりに現実離れした出来事に、夢だったのかと思うようにもなっているのですが…。
私の実家には少し大きな庭がありました。当時その庭の周辺は田んぼだったので、オタマジャクシを捕まえるのが日課となっており、毎日のように兄とオタマジャクシを捕まえに行っては庭に戻りバケツに入れ、カエルになるのを待っていました。私はその頃5歳くらいだったと思います。
あるお休みの日だったと思います。その日兄はスポーツクラブで母と出かけており、私は一人でオタマジャクシを捕まえに庭裏の田んぼに行きました。
一人だとやはりつまらなく、すぐに庭に戻ってくると、なんと私より大きな黄緑色のカエルがいたのです。
私は幼かったので純粋にバケツのオタマジャクシがカエルになったのだとその時は思いましたが、少し透けているような感じにも見え、目をこすって見返したのを今でも覚えています。
カエルは私をじっと見つめ、ここにずっと住んでいて見守っていると教えてきました。
でもそれは不思議な出来事で、会話をしたわけではなく、頭にスーッとカエルが思っていることが入ってきたのです。家の方からおばあちゃんの私を呼ぶ声が聞こえ、一瞬カエルから目をはなし、またカエルがいた場所をみるといなくなっていました。
その記憶はずっと残っているのですが、あまりに不思議な体験だったので、大人になり困惑しています。
自然を護るカエルの神様ですよ( ´∀`)。