今から七年ぐらい前の出来事でした…
自分は会社の先輩と後輩の3人で夜ご飯を食べに行ってました。
自分は車の運転なんでお酒は飲めず先輩と後輩に今回は飲んでもらい次回は飲む約束で夜ご飯に行きました。
帰りながら夏っぽくみんなが怪談話を始めました。
後輩を家まで送り、あとは先輩を家に送ったら今日の任務は完了のはずだったんですが、先輩が普段言わないことを口にし始めて「あのトンネルいかへん?」
普段からそういう怪談とか心霊スポットとかまるで興味がないのに言うのも変だなーと思いながら、自分も「行きましょうか!」と返事をしました。自分も心霊スポットなんか行っても得ないしと思う側の人間なのに・・・
後輩にすぐに電話してトンネルいこ!っとまたUターンして迎えに行きトンネルに向かいました。その心霊スポットとは・・・山道に急にポツンと昔ながらのトンネルがそのまま残ってるトンネルでした。初めて生で見て少しゾクッとしました。霊感とかは、全くないので怖そうなトンネルな感じがして恐る恐る車に乗って近ずきました。ネット上ではトンネルを抜けた後にサイドミラーで確認したらトンネルの出口付近におじいさんが立っており少しほっとしたら助手席に乗ってた友人が青ざめた顔をしてたので相当怖かったんだろうなーと思い近くのコンビニにより話を聞いたそうです。
「相当怖かったんだなー。でも、普通の人がいたんだから大丈夫やん!」
「!!」
「あのおじいさん見えてたの?」
「あのおじいさん・・・下半身なかったで・・・」
「!?」
っとこういうネットの記事を見てたので、少し考えたらおかしいことにも気づきました。
どちらが入口かわからないじゃないかと・・・
もし、その話が本当ならすでにおじいさんの姿を見てるはずなのにな・・と
そのトンネルは幅が軽四ぐらいしかなくて自分の軽四がギリギリで怖いから車で通過してみよ!となりました。
少しハラハラしながらもしかしたらラジオを付けたら声聞こえるかもよと自分も調子にのって付けましたが「ザー」しかなくて先輩と後輩と笑いながら走ってたら運転席の真後ろから「笑うなー」と大声で言われマジでビビりました・・・
自分がその声に「うわっ」と言うと先輩と後輩がその声にびっくりしたみたいで
「どうしたん?」と
「聞こえなかったんですか?「笑うなー」が・・・」
「全然なんもなかったけど・・後輩聞こえた?」
「何も聞こえなかったですよーむしろ「うわ!」にビビったです笑」
みんなには聞こえてなかったみたいで遊び半分で行くのはもう行かないと決めました。
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