そして、この時からM子が欠席し始めていた。
M子と親しい女子グループに聞いても「わからない」とか「何か体調悪いみたい」とか曖昧な返答のみ。
メールしても電話しても、M子からの返事はなかった。
こうして俺は悪夢に苦しめられるようになって頻繁に欠席するようになった。
そして、三つ目は高3の冬休み直前の出来事。
この時には連日連夜F子の夢を見ていて酷く憔悴しきってた俺は、受験も手につかず、本来は選択肢になかった県内の底辺校一本に絞り、勉強もせずに引きこもっていた。
ただ、夢の延長上なのか隣にはF子がちょこんと座り込んでいる。
俺は隈のできた据わった目でF子を睨むと、F子は肉厚の瞼の向こうから柔和な視線を返してくる。
そんな日々の中、突然電話が鳴る。
画面を見るとAからだ。
「……はい」
『おう、体調どうだ?』
Aは今でも俺の事を心配してくれている。
高校では最低出席日数が決まっているので、俺はもうギリギリまで使い果たしている状態。
Aは、小テストや試験に重要な時だけ来いと、いつも情報を教えてくれる。
『M子ちゃん、学校辞めたぞ』
は?
俺はベッドから起き上がった。
M子は、俺が頻繁に休み始めてから行き違いのように学校へ来るようになったと聞く。
ただ、M子も体調が優れないようで早退やらが続いていた。
そして出席日数が超過した為、受験資格も怪しくなり、遂には退学届けを出したらしい。
『一応伝えとこうと思って。おまえも休みすぎに気を付けろよ』
M子の事を話し終わるとAとの通話は切れた。
俺はしばらく放心していたが、すぐさまM子に電話した。
すると、何ヵ月ぶりか、もしかしたら一年ぶりか、M子に繋がる。
「M子?」
『俺くん』
俺は何を話していいかわからず、とりあえず退学した事、俺も出席日数が危ない事を話した。
M子は「うん」と相槌ばかりで一方的に俺が話すだけだったが。
「……やっぱ何かあった?」
女って怖いですな。
めちゃくちゃおもしろかった!!!
これはめちゃくちゃ怖い 一番怖いのは人間の感情だというものがわかる
当たり屋やんけ!
女ってって言わないでよ。女だけどこんな逆恨みストーカー女と一緒にされたくないわ。
でも、自分は別に好きじゃないんでしょう?どうすれば良いんだろうね
一方的に好きになって一方的に恨むってとんでもないとばっちりやな
そういや昔クラスのブスに好かれて困ってるみたいなスレが2ちゃんでよく立ってたな。あれ今で言うチー牛の妄想だったんだろな