大阪・南河内の中学校に伝わる都市伝説
投稿者:鍵師 (9)
短編
2021/12/25
15:02
1,959view
大阪の南河内にある中学校の話です。
その中学も他と同じ様な普通のプールがありました。
プールのフェンスの向こう側の、すぐ脇に祠だったか、お墓だったかがありました。
プールからもよく見えました。
プールの時に事故で亡くなってしまった女の子の生徒がいたらしく、その子を供養してプールの脇に建てたという事でした。
絶対に新任の先生や、新しく赴任してきた先生はそこにお挨拶にいかないといけない。
もし、そこにお挨拶にいかないと、怪我をしたり病気にかかったりと呪われてしまうという噂でした。
始めは、誰も全く挨拶をしていなかったそうんですが、怪我や病気が相次いだ為に、挨拶をしにいくとぱったりと無くなったそうです。
他にもその中学校には、当時、円形校舎というその学校で一番古い校舎があって、学校を立てる前に土地を掘り返した時に、かなり古い骨が出てきたそうです。
そして、その円形校舎に部活などで遅くまでいると、ガチャガチャという金属が当たる音がするそうです。
音の方を見てみると、そこには甲冑を来た落ち武者が歩いているそうです。
特に襲ってくる事はありませんが、円形校舎には社会科準備室もあって先生もその落ち武者を見たという話でした。
円形校舎から本館校舎への渡り廊下もあり、そこを渡っていると後ろから誰かに声をかけられ、振り向くと誰も居ないことがよくあったそうです。
その中学校には新しい校舎が建ち、円形校舎はすでに壊されてもう無くなっています。
前のページ
1/1
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 9票
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。