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心霊

miyaさんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

警備会社はやめとけ(
短編 2026/07/03 00:00 107view

昔、少しの期間だけ警備会社に勤めてた事が有るんだけど、一度だけすごい怖い目に逢った。

今回はその話をしようと思う。

俺は学生時代に空手をやっていて、趣味は筋トレ。
それなりに強かったし、身長も筋肉もそれなりに有ったのだが・・・頭が弱かった。

いわゆる「脳筋」ってやつだ。

高校3年生になり、就職先を決めるために求人票を見たが、どれも俺には無理そうだった。

担任の先生に泣き付いたら「お前にピッタリな仕事先が有るから紹介してやろうか?」と
言って下さった。

「是非!!」俺は二つ返事で了承した。

先生が紹介して下さったのは、俺の家からかなり近い小さな警備会社。

先生の同級生が運営してて、あっさり内定がもらえた。

一通りの研修を終え、晴れて俺はその会社の警備員になれた。

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昼間の仕事は、契約企業への巡回警備や、施設警備、守衛もやったりする。

待機所で仕事することもあり、書類整理や、パソコン入力業務もあるが、そんなに難しくはない。
防犯装置が作動した時用の端末が別で有り、その時は警備車両で現地の確認へ行く。

一通り仕事を覚えた頃、先輩から「おい、明日夜勤やってみるか?」と言われた。

おお、普段と違う業務・・・やってみたい・・・!
そう思い「やります!」と即決した。

あの時の自分に言いたい。「やめとけ」って。

ここの夜勤は「18:00~翌9:00」仮眠有り。ただし発報時は出動。
でも先輩曰く、「田舎だからそんな頻繁に出動は無い。夜勤3回に1回有るか無いかだから楽だぞ」と聞いた。

あぁ・・・そんな頻度なんだ・・・夜の出動って「武器持った肝試し」みたいで楽しそうなのにな・・・と少しだけガッカリした。

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夜勤当日。基本は待機。仮眠しても良いし、スマホでゲームしてても良い・・・すごく緩い
感じだった。

1時に俺が1時間仮眠し、2時に起きて次は先輩が・・・と思った時に、発報を知らせる音が専用端末から鳴り響いた。

俺は画面を確認した。「先輩、○○ビルの2階で警報装置が作動したようです!行きますか!?」

先輩は画面を覗き込み、ニヤリと笑った。
「はははっ」と笑い、椅子に腰かけた先輩。俺は意味が分からなかった。

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