不思議なおばさん
投稿者:モモ (9)
これは私が中学生の時の話しなんですが、その時は妹と同級生の従妹と一緒に仲のいい親戚のおじさんに連れられて早朝(4~5時ぐらい)の公園にランニングに行ったんです。
そこの公園は山一帯が色んなコースに分かれてる所だったんですが、さすがに早朝だったので入口は車が通らないようになっていたので(人は出入り自由)、そこから4人で軽めのジョギングも挟みながら子供達でも遊べる遊具があるコースにのんびり向かっていました。
私と叔父はある程度やる気はあったのでぐいぐい前に進んでいたんですが、妹と従妹はどんどんやる気をなくしてのんびり歩きながら付いてきていて、とうとう振り返っても姿が見えなくなりました。
しょうがないなーといった感じで叔父が二人を待つかと言い出したので、近くにあった小さめの駐車場で二人を待つことにしました。
ちょっと待っても姿見えないので遅いなーと思いながらふと周り見渡したんです。
するといつの間にいたのか駐車場の柵の所におばさんがいたんです。
ただ薄暗くてその当時少し目が悪くなってきていた私は内心びっくりして見間違えかもと思いながら、もう一度凝視してみました。
だけどやっぱりおばさんはそこにいました。
でもおかしいんです。
その時私はその柵の近くにあった石の上で休んでいて、いくら薄暗くても人が近づいたら分かるはずなんです。
だけどその時は足音なんてしておらず、近くにいた叔父もそのおばさんに反応らしい反応もしなかったんです。
普段の叔父なら人に会ったら挨拶をかかさない人なので、そのおばさんに気づいていたら絶対に反応していたはずなんですが、その時は気づいていませんでした。
私は当時人見知りがあったのでそのおばさんに挨拶をしたりは出来ず、むしろ少し恐怖心もあったので知らないふりをしていました。
そのおばさんに気づいてちょっとして妹と従妹が合流したので、その場は後にしました。
結局なんだったんだろうと思いながらも公園を後にした後の車の中で叔父に聞いたんです。
あのとき休憩してた駐車場におばさん居たよね?ってそしたら叔父は、いなかったよ?と答えました。
もうびっくりでした。
あの場はあまり考えないようにしていたんですが、そもそもおばさんが休憩してた場所が変なんです。
柵のところにいたんですが、柵の内側じゃなく外側だったんです。
しかも外側は傾斜になっていて人が立てるようになっていなかったです。
今思い返しても不思議な体験でした。
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