「簡単に言えばあの部屋にあった箱は怨念が込められた箱。要は呪いですね。
あの部屋に住んでいた女性は子供を身ごもりましたが、信じていた男性に中絶を強要され、
止む無く中絶をしました。しかしその事に絶望し、男性を激しく恨んだ。
そして部屋を飛び出す前に、あの箱に自分の髪の毛と写真、事もあろうに胎児の亡骸を入れました。
女性はその後すぐに自ら命を絶ち、あの怨念が詰まった箱が完成した訳です。
きっと男性の方も怨念の力によってもう・・・
あなた方は早めに祓えて良かった。あの箱は私が責任を持って除霊致しますので安心して下さい。」
住職から語られた驚愕の事実に唖然としました。
ですが恐怖というよりも、絶望し自ら命を絶った女性と産まれてくるはずだった赤ちゃんの事を思うと私も後輩も涙が止まらなくなりました。
人に恨まれるような生き方をしてはいけない。
簡単では無いけどそうするべきです。
そうしないと今も誰かが怨念の詰まった品をこの世に生み出しているかもしれません。
前のページ
5/5
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 37票


























怨念は確かに怖いですね。
男を恨み続けていても仕方ないけど、よほど中絶が辛かったのだと思います。
だけど私としては、その男を地獄に陥れたとしたのなら他の人を巻き込む必要はないと思いますね。
なのに何故まだこの世に自分の思いだけを残しているのか?
自分の彼との区別できていないのかもしれませんね?
自殺となるとこの世に残した思いだけが残り自分の赤ちゃんの脱け殻だけを抱いて中絶した我が子とは会えていないのかそれとも赤ちゃんの泣き声は親の思いから抜け出せない鳴き声なのかも?
有る意味赤ちゃんにとっては地獄
許せない思いから呪いに変わってますね。
中絶せず1人で頑張る選択肢が無かったのかな。
怖いけど悲しい、話だなとおもった