これは私が20代の頃に霊感が強い友人に命を救われた体験談です。
その霊感の強い友人Aは先祖代々強力な霊感を持っている家系に生まれたらしく、
例に漏れずAも強力な霊感を授かっていました。
生きている人間と同じ位鮮明に霊が見えるらしいのですが、
どうやら生きている人間と霊とではオーラの様な物が違うらしく
それですぐに霊だと分かるらしいのです。
全く霊感の無い私からしたらイマイチピンとこない話しではありますが、
Aは昔からよくランダムに予知夢を見ては少し先に起こる出来事を
ズバリと的中させました。
例えばワールドカップで優勝する国や芸能人の死亡、東日本大震災等の様々な
出来事をその出来事が起こる少し前に予知夢として見て的中させました。
(見る予知夢は本当にランダムらしく自分でもどんな予知夢を見るか、
なぜその予知夢を見るのか全く分からないみたいです。)
そんな事が昔からあったので私も他の友人達もAの霊感を完全に信じていました。
そして私が初めて親元を離れ一人暮らしを始めた時の話しです。
家賃が異常な程安く職場からも近い1DKの部屋に私はとても満足しましたが、
なぜか引っ越した当日から毎日金縛りに遭い、酷い時は一晩中金縛りに苦しめられて眠れない日もありました。
(きっと疲れてるんだろう。)と最初のうちは自分に言い聞かせていましたが、
いよいよ心身共に限界を感じたのでAにその事を相談すると、
「多分良くない霊がいると思うから俺が見てやる。」
との事でAを部屋に招きました。
Aは部屋に入るなり
「これはかなりヤバいな。何人かこの部屋で自殺してる。」
と言ってきました。
「マジで?不動産屋はそんな事一言も言ってなかったぞ?」
「わざわざそんな事教えてこないだろ。家賃が異常に安いのもそれが理由だと思う。」
相場より相当安い家賃の理由が判明し、納得した半面一気に恐怖が込み上げてきました。
「どうにかなりそうか?マジで怖いんだけど。」
「大丈夫。俺が今”全員”祓ってやるから。」
”全員”と言われ一体何人霊がいるのか気になりましたが、この時は怖くて聞けませんでした。
霊感が強い云々の話では無いくらい凄い友達ですね。
こんなに頼りになる友達大事にして下さい。
一生分の、借りつくっちゃいましたね。