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夜、大阪駅に着いた私はプラットホームからすぐなっちゃんの自宅に電話して、お兄さんを呼び出してもらいました。
型通りの挨拶の後、要件を切り出します。
「あの、変なこと聞くようですけど、なっちゃんの携帯はどうされたんでしょうか?」
しばしの沈黙の後、お兄さんはあっけらかんと答えました。
「あー、思い出した!携帯ね。
携帯は、荼毘に付すときに、他の思い出の品と一緒に、棺桶の中に入れたよ」
―棺桶に入れた!
なっちゃんから私に最後のメッセージが来たのは、10月10日の午後2時8分。
それは、まさに彼女が火葬されている最中です。
もし、、、
恐ろしい光景が、私の頭の中を駆けめぐりました。
【了】
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