ある日、地元の友達が泊まりに来た。
深夜までゲームをして、そのまま寝た。
翌朝。
友達が変なことを言った。
「お前、夜中ずっと立ってたよな?」
意味がわからなかった。
「何が?」
「だから、お前。」
友達は少し気まずそうな顔をした。
「3時くらいに起きたら、お前が部屋の隅に立ってた。」
冗談だと思った。
だが友達は笑わなかった。
「しかも壁の方を向いてた。」
背筋が冷たくなった。
その時間。
俺は寝ていたはずだった。
—
それから数日後。
俺はスマホの睡眠アプリを入れた。
寝言や物音を録音するやつだ。
別に幽霊を調べようと思ったわけじゃない。
自分が寝ぼけて動いているのか確認したかった。
翌朝、録音を聞いた。
最初の数時間は無音。
エアコンの音だけ。
だが午前3時12分。
「ガサ」
布団が動く音がした。
俺が起きたらしい。
続いて足音。
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