F「お、丁度タカちゃんから返信来たぞ」
輝美「なんて言ってます?」
F「…『これは結構大物だ。もし出来れば急いで家に来て欲しい』と。岩田と西野さんはどうする?」
私「今日は特に予定ないんで行けます。」
輝美「私も行きます」
F「よし、急いで行こう」
私と輝美はFさんの後を着いて行った。が、Fさんは足が速く、追いつくのに必死だった。
五分程走ると、高場さんのアパートに着いた。
輝美「相変わらず速いですね…」
私「何で大盛りパフェとソフトクリーム食べてるのにこんなに走れるんですか…」
私と輝美は息を切らしているというのに、Fさんは何事もなかったかの様に平然とそこに立っていた。
F「それ程でも。それじゃあ入りますよ。あ、そういえばタカちゃんの家、事故物件だからね」
私「それは早く言ってくださいよ!」
F「別に気にする事ないよ。ただ、夜になると首つった女の霊が枕元に出るだけさ。」
私・輝美「『だけ』の使い方間違ってます」
F「まぁまぁ。取り敢えず、インターホン押すよ」
高場さんの家のインターホンは、「ジー」という音だった。
輝美「そういえば高場さんの家のインターホンって、『ジー』って鳴るんですね」
F「別に珍しくもないよ」
ガチャッと玄関の扉が開く。
F「タカちゃん久し振り〜」
輝美「お久しぶりです〜」
高場「あ、どうも。岩田さんと西田さんね。入ってください」
私・輝美「お邪魔します」
高場さんの家に入ると、何だか背筋が冷たくなるような嫌な感じがした。
私「…これ、何ですか?」
高場「あ、これですか?ただの呪物です。」
私「ただの…?(オカルト研究家の人って感覚麻痺してるのかな…)」
高場「これなんてすごいですよ。川木さんっていう、怪談師の方が持ってたフランス人形で顔が真っ黒く焦げてるんですよ。川木さんはとっくの昔に亡くなられてしまったんですけど」
輝美「あの、本題に入っても良いでしょうか?」


























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