そして、その夜。
早めに休もうと思い、ベッドに横になり眠りにつこうとした。
すると、突然、また私の目を塞ぐ手が。
うわっと思った時には金縛りになって動けなくなっていた。
昼間感じた、あの手の感触。
元カノとすぐに理解した。
「だれだ?」
またあの言い方。
私は怖かったが、
「俺はあの子と付き合ってる。あの子と結婚も考えているんだ。」
すると、金縛りは解け、どこか少し身体が軽くなったような気がした。
ベッドの上に座り、ふと目の前にあるカレンダーに目をやり、私は後悔した。
「あっ…そうか…今日。ごめんな…」
後悔してると彼女から電話があり、
「もしもし?どうしたの?今日のことは本当にごめん。」
「それより、聞いて!私、初めて金縛りにあったの!」
「えっ?金縛り?」
「そう!夕方からさっきまで寝ちゃってたんだけど、その時に!そして、耳元で、「だれだ?」って言われ続けてて…本当怖かった…」
ちゃんと報告しとくんだったな…と改めて深く反省した。
それからというもの、
「だーれだ?」
とされると身体が硬直してしまう体質になったのは言うまでもない。
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