学校では騒ぎが他クラスや上級生達まで広がり、軽いパニック状態でした。学校側はルカくんの話をすることを禁じ、時間が経つに連れて誰も彼の話をしなくなりました。
たしか半年ほど過ぎた頃でした。
ルカくんが見つかったのです。
警察の人がどこか遠くにいたルカくんを見つけて連れて来てくれたそうです。
知らせを聞き、早く会いたい話したいとルカくんの家に行こうとしましたが止められました。
落ち着いたら学校にくるだろうから、それまで待ちなさいと。
それから何週間か過ぎ、その日はきました。
僕らが3時間目の授業の開始を待っていたところ、先生と一緒にルカくんが現れました。
あの日のことは忘れられません。
だって、そこにいたのは
ルカくんではない別人だったからです。
そう感じたのは僕だけではなかった様子で、
淡々と話す先生の話を言葉を失った僕らは聞いていました。
その後の休み時間にルカくんは皆んなに囲まれ、あれやこれやと質問攻めをされていました。
あれほど違和感を感じていたクラスメイト達は彼と少し話しただけで、打ち解けたようで笑いながら話していました。
半年も経ったら見た目も雰囲気も変わるよな!
みたいな感じで、皆は新しいルカくんを受け入れているのが恐ろしくてたまりませんでした。
放課後、ルカくんに話しかけられました。
「◯◯くん、良かったら僕の家来てよ。
また前みたいに遊ぼ!」
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 2票


























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。