「神社かお寺に行っただろう?」と先生は即座にA君に言いました。
そして少年が言った「きとうふ」とは「祈祷府」の事、平安時代から使われる「吉兆を
決める役所」の事だと、そして易者が絶対に机を出してはならない場所は神社仏閣である
こと。「教えたはずだ」とA君を怒ったのです。
どんなに人がいても神社と仏閣で行ってはならない。それは易者に悪い事が起こるからであり
昔からの決まりだ。と言うのでした
この「手相の無い者に出会う」と言うのはこの「手相見」と言う職業では結構あるそうで
実際、その手を握った人は「硬くて冷たい手だった」と言うところから、神社仏閣に祭られて
いる木像なのではないかと言われています。
人の運命に影響を与える易者を見つけると興味を示して近寄ってくると言ったところです。
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