その言葉は、ワタシの夢にも現れた。
母の寝室の前に立つ自分。
手には、台所から持ち出した出刃包丁。
夢の中で、きゅうちゃんが笑っていた。
「アハハハハ!! コロシチャエバイイノニ!!」
目が覚めると、包丁は枕元にあった。
ワタシは持ち出した記憶がない。
でも、手には血のような赤い染みがついていた。
母は生きていた。
だがその日から、母はワタシを見なくなった。
まるで、何かを見てしまったかのように。
きゅうちゃんは、今も玄関で鳴いている。
「オカアサン ナンテ コロシチャエバイイノニ」
「コロサナイト コロサレル」
「コロサナイト コロサレル」
でも最近、きゅうちゃんの声が変わった。
「オマエ ノ バン ダ」
「オマエ ノ バン ダ」
ワタシは、誰の言葉を聞いているのだろう。
きゅうちゃんは、誰の記憶を繰り返しているのだろう。
そして、次は誰が「模倣」されるのだろうか。
AIAIAIAIAIAIIAIAIAIAIAIAAIAIAIAIAIAIAIAIAIAIAIAIAIAIAIAIAI
【あとがき】
kanaです。
AIもなかなかやるね。
でも、こうしてAIに書かせてみると、なんとなく特徴がでるね。
まず、センシティブな部分を随分省略する。
そこが怪談の根の深い部分でも省略する。
あと、言い回しがやけにプロっぽい。
なんたってタイトルが【九官鳥】→【模倣の檻】カッコよすぎw
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