トサカ（R18+）

※R18+
※青少年育成に悪影響を与える可能性がある内容を含む作品としています

日曜日初投稿させてもらって、今回2回目です
前回もそうですが、霊感ゼロの私に本当にあった実体験になります
文才ありませんが、失礼します

私、週に数日通う居酒屋がありまして、そのお店の常連客達で、稀に旅行に行くんです
仕事も年代もバラバラの酒好き仲間で、気も遣わない楽しい1泊の小旅行なんですね
10年ちょっと前だったと思います
例年マスターと女将も参加してるのですが、急用で二人が行けなくなった時の
南伊豆旅行の話になります

恒例で宿泊費は何しろ抑え必ず素泊まり、その分、晩酌に予算を掛けて、街で地の物で宴会
安い宿探しも、これまた1大イベントで、お店で呑みながら探します
いつも話に出るのが、安くてもアレが出る宿はヤメようよって
ほぼ、皆さん怖がりです
その頃まだインバウンド需要なんて言葉はなく、日曜～月曜の泊りなんか空きでいっぱい
それでも更に更に、安い場所を見つけます
その時は、彼女連れのYカップル2人、前回投稿のトンネルに行った同級生K、
もう亡くなったTと、一番年下のN,D、そして一番年上の私、7人の小団体旅行となりました
Yカップルが1部屋、他5名の男1部屋で、宿泊先が見つかります
Yの部屋は皆目覚えてませんが、こちらはベッド2つ、布団2つの1室を5名でOKという条件

総額で15,000円、今ではもう考えられない安宿です
後輩NとDは、行き帰りの運転手だったので宿泊代はいいよと
私含め3人で割り勘したのではっきり覚えています
こういう時は、誰がどこで寝るのかも揉めるのが楽しいんですね

宿に着きます
昭和に建てられたであろうペンション風な民宿
60代後半位のご夫婦経営でしたのでもう恐らくしてないかと思います
詳細は、伏せときます
建物は古くても、掃除が行き届いてる感じの嫌なイメージがまったくなく
また他に宿泊者が居なかったので気を遣わなくて良かったなと記憶しています