トサカ（R18+）

奥さんに案内され部屋に着くと、民宿感は否めませんが広さにびっくり
入ってすぐ5人余裕で座れるソファー付きリビング、右手側は民宿感あるご夫婦の私物らしき物も
左手側の隣りの部屋は開放的につながった座敷、8畳程度の所に、布団が2つ敷いてありました
そしてﾍﾞｯﾄﾞ2つは、また別の部屋、充分でした

奥さんと少し雑談
〇〇〇ってお店、歩くと遠いですかね？・・いえいえすぐですよ・・とか
田舎に思えたので、タクシーってすぐ捕まりますか？・・・とか
そんな話をしてると、奥さんがリビングの右手側を指され、
そっちは私物があるのですいません触らないでくださいねって優しい笑顔で言われます
ではごゆっくり
気が利く優しそうな奥さんの背中が見えなくなると途端

ダメって言われるとすぐ動く奴、ヒゲの後輩N
まあ触らないでって言ってもそこに置いてある時点で貴重品でないだろうし

昔、押入れであったであろう仕切り、襖が取られていて
さらさらのシルクっぽい綺麗な大きい布で覆い隠されてはいるものの荷物は垣間見えます
やんちゃN、開ける
よせよって
中には、ニトリの半透明のよくある箱が積まれ、収納されてる感じ
端に高そうなワンピースやおしゃれな女性ものの上着等々が見える
見るや否やNは興味なさそうに閉める
触らないでと言っても、奥さん嫌じゃないのかなと感じます
自分が着る服を客室に置いておいて、ましてや私たちみたいな呑んだくれの男達で

部屋でビールでもこぼされたら覆ってあるとはしても、匂いついちゃうんじゃ？
その前に、呑んだくれの寝息で部屋中臭いんじゃね？みたいな、申し訳ないな
って感じたのを覚えてます

Nが言う、俺ソファーで寝ますよ
宿泊費おごってもらって気を遣ってる風に言っておいて
他のやつと並んで寝るのが嫌なのを
広いソファーで1人寝たいのは私も一緒でしたからすぐ悟りました
トントンと寝る位置が決まる
私と、同級生Kは、いびきがうるさいので有名
二人は、あっちの部屋で
別部屋のベッド部屋に監禁です
寝る場所はすぐ決まりました